不器用な父親が唄う愛の歌

最終話です。

元々11話予定でしたのでカレンダーを見てみると分ると思いますが、本来の予定は

8話　　6月3日
9話　　6月10日
10話　6月17日
11話　6月24日

となり、10話　6月17日が父の日ということで、3人の子供達から正義に『正義のうた』を送るイベントがあったであろうことは簡単に想像できます。幻の10話目のサブタイトルなどを予想しつつ今回も１シーンだけピックアップします。正義、秀じいに説教なんかしちゃっています。年の功よりロックなんですねｗ



正義：
じいさん、ちょっと頼みがあるんだけどさ。
秀じい：
うん、じゃあタバコ一箱で手を打とう。
正義：
ほら。
秀じい：
三本しかないよ？
正義：
ロックに免じて分割だよ！
秀じい：
へへっ。冗談。なんの用？
正義：
イチゴ買ってきてくれよ。俺あそこのイチゴ好きなんだよ。
秀じい：
またその話？止めようよ、その話は。
正義：
どいつもこいつもウジウジしやがって・・・ムカつくんだよ！あんたが息子と向き合えばあいつだって母親と向き合う気になんだろ。

秀じい：
これね、私まえにも話したけどさ。息子に許してもらおう、なんてのは、私のエゴなんだよ。家内が死んだ時私は葬儀に出ようとしたわけさ、だけどさ、それが出来なかったんだよ。憔悴した息子が一人で葬儀をし切ってた。言葉なんて掛けられなかったよ、自分が侵した罪の重さを分ったわけ。こころちゃんのお母さんだって同じだよ、だからこころちゃんが母親を信じることが出来なかったなら無理に変えるべきじゃねえと俺は思うなぁ。
正義：
あいつを言い訳にして逃げてんじゃねえよ
秀じい：
え、なにそれ。じゃあ正義は許せんの？あんた捨てた父親が今更やり直そうって出現したら
正義：
俺はなんとも感じねえよ
秀じい：
え？
正義：
俺は父親になんの恨みもないしさ、居ないのと同じだったからさ興味すらもてないよ。けどあんたは、息子に恨まれてんだろ？感情が動く価値のある相手だってことだろ。まだ父親だってことだよ。逃げんなよ！簡単に諦めてんじゃねえよ！
秀じい：
私は。息子に拒否されたんだよ？
正義：
拒否されたってな、ボコボコにされたって何度も行けよ！しがみつけよ！それが出来ないのはな、息子の恨みを受け止める覚悟ができてないからだろうが。あんたこの先俺たちを息子の代わりにして自分慰めながら生きていくつもりかよ。あんたが言ったんだろ、手を離したら後悔するって。後悔してんならもう一回掴みにいけよ。あんたのためだけじゃないんだよ、見せてやれよ、人は何度でもやり直せるって。

秀じい：
・・・・・。
正義：
もういいよ！ミジンコじじい！！


１１話までちゃんとみたいな。。。

てことで各話の正義の名言、名シーンはこれにて終わりです。