誰かの為に頑張るのもロック

7話と8話でこのドラマは佳境に入ります。正義の心の変化というか父親らしさや。。。くどくど言いませんがぐっとくる場面が多くなり名台詞というより名場面が多くなり、無言の名場面などを文字では言い表せませんよね。

ということで、7話8話は名場面を１つだけピックアップしてみます。他の多くの名台詞なんかはコメントでみなさんにお任せします。


正義：
今日の江戸川区は朝から雲１つないよい天気でした。でも、新社会人や新入生の皆さんは心はどんより、入梅なんて方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。そこで今日は、五月病をふっとばせというテーマで･･･。（ここまで台本を棒読み）

俺の母親はさ。父親が家を出て行った後、俺が寝た夜中とかも働いて一生懸命俺を育ててくれた、好きな音楽や俺がやりたいことは全部応援してくれた。
俺のことをいっつも守ってくれた。ホントはすげぇ大変だったんだと思う。俺を必死で守って必死で育てて、病気にかかってたなんて気付きもしなかった。倒れたのは俺のせいなのに、辛そうな顔なんて全然見せないんだよ。俺に心配かけないようにニコニコニコニコ笑ってんだよ。
俺とデビュー前から一緒にやっていたマネージャーがこの前倒れてさ、母親の時とおんなじだよ。俺のためにいっつも無理してさ。いかに自分が守られてたか、支えられてたか考えたことなかった。
自分を信じてやりたいことを貫く、おれはそうやって生きてきた。それがロックだと信じてた。誰かのためなんて、やりたいことを曲げてるようで理解できなかった。でも、それは曲げてるんじゃないんだよ、誰かのために想いを貫いているんだよ。だから、誰かのために頑張る、誰かのために頭を下げるのもロックだといわれたら、最高にロックな生き方だ。
今日は俺がガキのころにラジオから流れてきて心を奪われた曲。俺がロックに目覚めた曲を流す。俺の最後の仕事にはピッタリだよ。最初っからこれを流そうと決めてた。このダイナマイトナンバーを聴けば五月病なんてかかる暇もねぇよ！元気のないやつはこの曲を聴け！もし、この曲がお前らも好きだったら、すげえ嬉しいよ。
ローリングストーンズで Its Only Rock n Roll

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