お祭で告白!?届けたい想い…

正義：
何だよ、お前。何か用かよ。
美月：
え？あ。聞きたいことあるんだけど。
正義：
何だよ。
美月：
男の子ってやっぱり見た目かわいい子が好きなの？
正義：
当たりめえだろ。ディースナイダーも言ってるよ『学校では見た目がモノをいう、ださい奴は卒業まで日陰の存在だ』って、そんなもんだろ。お前、がんもだな、がんもどき！
美月：
はぁ？何それ意味わかんない。
正義：
白くて綺麗な豆腐がスターなら、がんもはバッキバキの日陰だろ？豆腐潰して作っちゃってるんだから。
美月：
はぁ？
正義：
お前も日陰だよな、愛想もねえし、性格もねじれちゃってるし。
美月：
最低。正義なんてつぶれたがんもだよ！

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正義：
銀杏入ってるよ！わかってるねぇ。
陸：
正義、銀杏すきなの？
正義：
銀杏の入っていないがんもなんかなキースのいないストーンズみたいなもんだよ！

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正義：
お、もしもし、おおミッキー？どうした？
ミッキー：
どうだ？曲聞かせるの明日だよな？
正義：
もったいないお化け、アレ、スタンバイできのかねぇ？めっちゃめちゃカッコイイ、ベイビーナンバーできちゃったからさぁ。
ミッキー：
実は明日、別件の営業で行けそうにないんだ。俺がいなくて大丈夫か？
正義：
余裕、余裕。これでストーンズのチケットは俺のもんだよ。ハッピーダイナマイト。

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正義：
俺はなダメになったんじゃねぇよ、あのばあさんがムカついたから自分の意思でやめたんだよ。お前なんだよ？
美月：
なんだよって・・・。気持ちバレたから。
正義：
それで何がダメになるんだよ。
美月：
だって、迷惑って言われたんだよ？もうこれ以上自分のこと嫌いになりたくないから。
正義：
自信がないから諦めたってことだろ？小さいねぇ。
美月：
はぁ？
正義：
バレてもバレなくても気持ちはおんなじだろうが。お前違うのかよ。相手の気持ちで自分の気持ち決めんのか。俺ならな何があっても自分の気持ちなんか変えないよ。欲しいものは欲しい、いらないものはいらない。
美月：
正義みたいに自分大好き人間には分かんないよ！
正義：
だからお前がんもなんだよ！ミジンコがんも！いいこと教えてやろうか。この前のディースナイダーの『だいさい奴は日陰者』って話、あれ続きがあるんだよ。『見た目で勝負できない日陰者は他の事で勝とうとする。』まぁ何もないお前には無理な話だけどな。せいぜい傷つかないように自分守っとけよ、うじうじミジンコがんも。

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